菊池智憲『amazing ブログ』

アメイジングなブログ

自殺に殺人事件”最悪な事故物件”は存在している「事故物件の見分け方」はあるのか?

皆さんは引っ越しをする時に、どんな条件の物件をお探しだろうか?単身者が夢見るのは2LDKやタワーマンションだが、現実的ではないので良くても1DKや築年数が古い物件に引っ越す事になるだろう。また家庭持ちであれば一軒家なんかも候補に上がるし、下手に分譲マンションを購入するよりも賃貸で戸建ての物件を借りた方が安上がりだったりもする。そこで引っ越しをする時にどうしても避けて通りたいのが”事故物件”だ。昔から事故物件は存在するが、物件のオーナーや不動産屋でないと事故物件と分からず入居してしまう恐れがある。現代ではネットが普及した事により、事故物件を調べる事ができるがこれにも限りがある。今回は事故物件の見分け方や、これまでに発見されたヤバい事故物件を紹介していく。

そもそも事故物件とは何なのか?

「事故物件」と聞くと、一見”自殺”や”殺人”などの事件があった物件をイメージする人が多いだろう。

この考えは間違いではないが、事故物件は大きく2つの物件に分けられる。

1つは、一般的に想像する”自殺”や”殺人”など、何かしらの事件が起きた物件を「心理的瑕疵(かし)物件」と言う。これには火事や中毒による不審死、また孤独死や、自然死なども含まれるようだ。

また2つ目としては「物理的瑕疵(かし)物件」で、これはシロアリや雨漏りなどによる加害履歴や、地震などによる自然災害によって物件そのものに損傷があった物件を指している。

これらを簡単にまとめると、「事件があった物件」「自然災害で損害があった物件」の2つに分けられる。

しかし事故物件と決めつける、明確な”判断基準”は定まってはいないらしい。いずれにせよ、どちらも避けて通りたい物件なのは間違いないだろう。

事故物件を見抜く方法はあるのか?

現代ではインターネットが急激に普及したおかげで、いつでも知りたい情報をパソコンやスマートフォンで調べる事ができる。

事故物件もネットで調べる事はできるが、事故物件の情報が出て来るのは主に都心部で、地方などの情報は少ない。

事故物件を一番簡単に見抜く方法は”家賃”だ。これは昔から有名な話で、同じマンションや地域での家賃相場よりも家賃が安かったら”事故物件”と睨んでおいて間違いはないだろう。

家賃の相場としては、通常よりも2~3割程度安くなっている場合が多く、場合によっては”半額”近く安くなっている事もあるようだ。

また直接不動産屋に行って聞いてみると、意外にも教えてくれる場合があるらしい。

しかも物件を案内する時には資料などに、事故物件に関する一文が入っている場合もあり、ちゃんとした不動産屋なら教えてくれるそうだ。

事故物件にはいくつかの特徴がある

・家賃が相場より2~3割安い
・一室だけがリフォームされているマンション
・定期借家(事故を1人目の借主に告知する義務があるが2人目からは必要ない為)
・1年以内にマンションや建物の名前が変わっている
・開かずの間がある

これらが事故物件を見分けるコツだが、決して断定できない。

建物のオーナーが変わったから、マンションの名前を変えたという事もありえる。

また定期借家についても、借りられる期間が決まっているだけの物件なので、事故物件と断定するのは難しいだろう。

これらの中で一番事故物件だと確信が持てるのは、やはり家賃が相場よりも安いという事だろう。

最悪の事故物件

筆者が事故物件の事で調べ物をしていると、たまたま見つけたのが今までに発見された中でも一番酷い「最悪の物件」だ。これは事故物件の情報を掲載しているサイト「大島てる」氏による話だ。サイトについては後程説明する。

大島てる氏によると、これまででも最悪の事故物件は北九州の”小倉市”にあるそうだ。この最悪の物件では、同じ部屋で2度も自殺があったそうだ。

ここで更に気持ち悪くなる話が、自殺した2人目の人が4階の部屋を購入し、手狭なので、1人目の自殺があった3階の真下の部屋を購入し、勝手にこの2部屋を繋げたそうだ。真下の部屋で自殺があった事を承知の上で購入したようで、後に自分自身もその部屋で自殺したそうだ。これは誰が見ても最悪の事故物件だと思うだろう。

また足立区にも酷い物件があったそうで、4年間の間に3人が亡くなっているそうだ。これは連続殺人などではなく別々の事件で、更にこの一帯は比較的治安も良い事から”余計に気持ち悪く”感じたそうだ。

まずは「大島てる」で確認する事

日々ネットサーフィンを楽しんでいる方は既にご存知だろうが、事故物件を探すための「大島てる」というサイトがある。

このサイトでは、過去に自殺や事件が起きた物件を調べる事ができる。

筆者も実際にサイトを覗いてみたが、事故物件の位置はかなり正確に表示されている。またどんな事故があったのかも記載しており、意外にも”ベランダでの首吊り自殺”が多い事に驚いた。

これから引っ越しをする予定がある方は、まず「大島てる」のサイトで事故物件を探す事をおすすめする。

もし万が一事故物件に当ってしまった時は、家主によっては保証や契約を取り消してくれないので細心の注意が必要だ。

「大島てる」のウェブサイトはコチラだ→ http://www.oshimaland.co.jp/